2008.12月中旬

冬山シーズン到来も一番手ごろな「雌阿寒岳」が噴火しており周囲立ち入り禁止なので、いつかは行こうと思っていた「東ヌプカウシヌプリ」の計画をたてる。この山の知名度は低いが十勝連峰最南端なのである。国土地理院のHPより地図をダウンロード。登山道は西側から白樺峠よりのアプローチが通常のようだが、標高差も少なく景色もよさそうではないので東側よりのアプローチにした。そう思っていろいろと調べたが東側からアプローチされた記録はなく、もしかして厳冬期の東稜登頂は僕が初めて・・・なーんて思いつつ。
AM 7:20家を出る→士幌町セブンイレブンで、おにぎりとお茶を買う。ヌプカの里まで57Km、ヌプカの里駐車場に車をとめる。ヌプカの里駐車場までは除雪車が来ているのをHPで確認していたので難なくあがってこれた(士幌町に感謝☆)ここより東稜にとりつくAM8:40(650m)はずがその前に放牧場の有刺鉄線がありそれを避けつつ結構なまわり道をする。ふもとから双眼鏡でルートをチェックしていた通り東南東の尾根を登っていく。積雪は多く、さらさらで下に熊笹が茂っていてカンジキをはいていてもズブズブを膝上までくる。この直登ラッセルでかなりくたくた。1050mから特にペースが遅くなり10歩登っては1分休憩。AM11:30山頂到着、なんと高低差600m登るのに3時間かかった。山頂は−9℃風もなく十勝晴れで絶景が待っていた。これだから冬山はやめれない。昼食はコンロでラーメンを煮ておにぎりと食べる。12:30下山開始、パウダースノー上をお尻ですべったり歩いたりと楽しくあっという間にふもとまで13:30駐車場。
 全行程で携帯電話は通話可能、GPSの捕捉もほぼ100%でかなり安全な冬山と言えるだろう
 
 
十勝連峰、左端が「東ヌプカウシヌプリ」
 
 
 士幌市街地を外れてしばらくすると「東ヌプカウシヌプリ」の全景が
 
「東ヌプカウシヌプリ」東稜ふもと、ヌプカの里から
 
 
中腹から士幌方面を見下ろす
 
東ヌプカウシヌプリ 山頂
 
山頂より音更方面
 
 
 
 
 
 
昼食はらーめんを煮る
 
 
 
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