厳冬の雌阿寒岳に出かける。目的は冬山訓練と冬装備のお試しである。

野中温泉登山口についたのは10:20。買ってはじめて使うアルミかんじき(エキスパートジャパン)をしっかり防寒シューズに固定してさあ出発。登山届けを見るとこの2週間だれも登っていないようだ。1月は2パーティーが上がっているのが記載されている。森林限界地の4合目まで深雪に苦しむ(けっこうスリップする)もその上は雪も固くて沈む事が少なくなる。雪崩が起きそうなところを避けて登坂。ほぼ夏時の登山道に沿えば安全である。8〜9合目以上はアイゼンが必要。しかしエキスパートジャパンのアルミかんじきにはスパイクが強固で十分登れる。9合目からはセッピに注意!噴火口に落ちないようケア。はるか大雪山系より吹く東風は障害物がないせいか強い!
 山頂には13:30着。早速写真を撮ろうとすると乾電池冷えすぎでバッテリー残量なしの表示が、手で暖めて何とか撮影。山頂は−15〜20℃はあるようす。セイコーマートでかった惣菜パンを食べるも冷たい。何とか保温水筒からお茶をだして流し込む。1個食べたところでガスが気になって早々と下山。下山開始時刻13:40。6合目あたりで滑落制御訓練をする。アイスアックスではなくストックを使った制御訓練をこなす。下山時刻16:00。
 
7合目あたりからガスが出てくる。これは噴煙による暖かい空気と冷たい空気がまじるために起こる
 
 
山頂から火口はガスが多い。東風ごうごう!
 
 
着けていたフェイスマスクをはずして撮る。寒さで鼻水が凍る
 
すぐれもののアルミかんじき、バックに剣ヶ峰・阿寒湖
 
4合目下山途中振り返って噴煙をあげる雌阿寒岳。冬山訓練にはぴったりである
 
 

 

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