4月といっても北海道の山には雪がいっぱいあり?と思ってでかけたら案の定、雪が深い。雪が多い林道を4WD車で注意しながらなんとか16の沢登山口に着く、登り始めたのは7:10。すぐに坪足になるのでアルミかんじきを使用、やはりこれは大変すぐれものである。2時間30分で天狗岩、かんじきをつけながらも慎重にトラバース。やっぱり入山者は自分だけなのでかなり慎重。前回2007.11月に、前天狗手前で地吹雪にあって撤退しているのでできれば前天狗岳まで行きたい。前天狗岳取り着きより這い松をさけて東壁にアプローチ、せっぴが崩れるのを警戒してなるべく這い松の辺縁をいく。トラバースして岩場にでる。ここは前回、撤退をよぎなくされたところ。曇っているが風は弱く、疲労をコントロールして登っていく。岩場上方からガスがあり視界は30mとなる。経度・緯度を記した地図と携帯型GPSをたよりに前進。前天狗岳手前のコル(ここはガレ場)をまで来ると転落するところがないので安心して進める。11:10に前天狗岳に到着。記念撮影するも強くガスがでていてほとんど見えない。天候が悪くなるを警戒してちゃっと昼飯(菓子パン2個)十分うまい。昼食中、ガスの切れ目にかすかに天狗岳へのルートがみえる。東壁は絶壁である。前天狗岳にいたのは20分ほど、早々に下山開始。コルを通って1時間で天狗岩に着く。トラバースして尾根を北壁側におりる。このルートは障害物がなくてかなり楽。今年の晩秋にも使えそうである。尾根は比較的狭いのであまり迷う事はない。少休憩をいれて天狗岩より登山口まで1時間45分で下りる。

 

天狗コルより前天狗を望む。中腹のガスが多い。

 

 

天狗岳中腹東壁あたりより天狗大岩をみる。天気が良くない

 

前天狗コルのホロカ温泉への分岐部 。視界が悪い

 

前天狗岳山頂。天候が悪く、雪が降っている

 

inserted by FC2 system